明治ホールディングスの下落理由と今後の株価予想

上昇トレンドが崩れた明治ホールディングスの株価の下落が止まらない

収益体質が向上した事で、営業利益率も改善し、増収増益が続く明治ホールディングス。ただし安易に株価予想を信じて売買しても、投機的な取引を繰り返す事になって、資産なんて、ちっとも増えませんよ。

予想屋のカモになるだけですから、株価予想からは、さっさと卒業なさるべきです。個人投資家なら、時間を味方につける中長期的な投資目線で、利益を狙いましょう。十分に勝つ見込みがありますよ。

明治ホールディングス

明治ホールディングスで儲けるポイント
  • 食品事業が主力で、稼ぎ頭。医薬品事業も好調。全部門黒字で安定感あり。
  • 海外売上比率は1割以下。利益余剰金が有利負債の2倍あり、実質無借金経営。
  • 収益体質が改善し、営業利益率が6%台に到達。増収増益が続き、業績は好調。
  • ボックス相場が続く為、支持帯まで株価が下落した際に、株を購入したい。

恐怖で購入し難い局面が、後から見た時に投資チャンスと分かるものです。

(2017年1月12日公開)

苦労の割に報われない短期取引を推奨する株価予想を信じるなよ!

多くの株価予想を精査してますが、資産を増やす事が難しい短期取引を推奨するものばかりで、本当に気が滅入ります。一握りの天才以外は大損する事になり、ましてや予想屋を頼りに売買して、儲かる甘い世界では無いですからね。

今回、ご紹介する内容も投機的な取引で、損する事例です。明日の株価に振り回されず、半年程度の時間軸で利益を狙った方が、よっぽど儲かりますけどね。まずは株価予想の問題点について、見てみましょう。

評価者 実力:勝率 予想期間 結果 損益(投資額)
中原良太 勝率:55%
(195勝155敗)
2016/11/15 買:外れ ▲0.5万円
(89万円)
年1回の暴落時に売買した場合(後述) +20万円
(85万円)


中原良太氏の買い予想が外れて、損失が5,000円

中原良太の株価予想


では中原良太氏の株価予想結果を、調べてみましょう。業績好調だが株価が急落し、今が割安という事で「買」推奨です。残念ながら株価予想が外れて、89万円の投資に対し、損失が5,000円となりました。

そもそも1日で取引を終えるデイトレードを推奨する時点で、アウトです。もちろん、世の中には、デイトレードで成功している人もいるでしょうが、無責任な予想屋の情報を頼りに売買している人は、確実にカモにされてオシマイです。

なお52%の勝率という事は、2回に1回は外れる、恐ろしい勝負を挑む訳ですね。さらに平均で利益率が、たったの0.2%ですからね。売買手数料も考慮に入れると、本当に儲かるんですかね!?

明治ホールディングスの株価予想チャート


個人的には、ぜひトレードステーションのバックテスト機能で、本当に儲かるのか?事前に調べてみる事をおススメします。世間一般に広まっている手法でも、なんでも、良いのですけど、売買手数料も加味すると、そう簡単には資産なんて増えませんから。

明治ホールディングスに関する予想屋の発言


世の中の株価予想に振り回されず、株式投資で利益を得たいならば、当サイトでは 「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」を推奨します。

初心者でも投資判断が簡単で、利益率も高くなる傾向にあるからです。半年程度の保有で利益を狙う為、日々の値動きに振り回される事も無いのも特徴です。ぜひ、参考になさって下さいね。



業績堅調。ボックス相場が続く前提だが支持帯付近で買い場を探したい

明治ホールディングスは食品事業と医薬品事業が主な収益源です。乳製品やお菓子を販売するイメージが強いですが、医薬品事業が育ってきており、利益に貢献しています。

明治ホールディングスの事業


売上の9割を占める食品事業(粉ミルク、牛乳・乳製品、菓子、スポーツ栄養食品、高齢者向けの食品や流動食)が稼ぎ頭です。食品事業、医薬品事業、共に営業利益率は6%程度です。 

明治ホールディングスのセグメント別の業績


海外売上比率が1割を切っており、まだ成長の余力は十分にあるのではないのかなとも感じるところです。全事業で黒字を維持し続けていますし、今後も、躍進に期待したいですね。

明治ホールディングスの海外比率


なお有利子負債1,444億円に対し、利益剰余金が2,930億円と2倍近く、実質無借金経営を続けています。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) 明治ホールディングス (2269)
上場市場 東証1部
業種 食料品
株価 9,160円
単元株数と最低購入単価 100株:91万6,000円
時価総額 1兆3,985億円
資本金 300億円
発行済株式数 1億5,268万株
浮動株数 2,198万株
利益剰余金 2,930億円
有利子負債 1,444億円
保有者比率 外国 25.3%
浮動株 14.4%
投信 7.2%
特定株 30.9%

では明治ホールディングスの業績推移を調べてみましょう。ここ数年は増収増益が続いており、利益の伸びが素晴らしいです。しかし今後は、利益の成長が鈍化する点が気になります。

明治ホールディングスの業績


実は収益体質の強化を推進した事で、営業利益率が、ずいぶん改善したんですね。5年前は2%を切る水準でしたが、利益率が6%台にまで上昇してきています。

営業利益率が上昇した事も追い風になり、利益が伸びていた訳です。という事を考慮すると収益体質が現状維持だと、利益成長も鈍化しそうです。

明治ホールディングスの利益率推移


倒産する可能性のある企業なのか?判断する為に、キャッシュフローの推移も見ておきましょう。収益体質が改善した事で、本業からの現金収入を示す営業CFが増加を続けています。これは、非常に良い傾向です。

投資活動で多額の資金が必要になった年は、資金調達を行った為に財務CFがプラスになっています。ただ現状では、特に資金繰りに問題を感じるような状況では無いです。

明治ホールディングスのキャッシュフロー


投資判断の材料になる為、明治ホールディングスの過去チャートを見てみましょう。黒字ですが、2%の営業利益率だった頃は、株価が1,500~2,000円のボックス相場が続いていました。

基本的に急激な成長は期待できないけども、業績が堅調なので株価が、ボックス園に留まりがちになる銘柄です。

特定の価格帯で値動きが続く銘柄は、投資判断が簡単です。支持帯で購入して、抵抗帯で売れば良い訳ですから。このように、株価の値動きがイメージしやすい銘柄を扱う事が、利益の安定化にも繋がります。

明治ホールディングスの過去のチャート


で現状の業績を詳細にチェックしてみると、1株当たり当期純利益が、425.06円⇒356.61円と減少する見込みのようです。ただし、平成27年3月期の水準209.79円までは、下がらないようですね。対して営業利益は、77,781百万円⇒81,500百万円と、若干の増益見込み。

営業利益だけでなく1株当たり当期純利益も増加していれば、文句なしの業績見込みでしたが、ちょっと判断に迷うところです。本業が好調を維持していると判断して、チャンスがあれば、買うスタンスで良いのかなと思います。

明治ホールディングスの最新業績


なお株価が1,500円~2,000円で停滞していた頃は、1株当たり当期純利益が92~129円でしたが、現在は3倍近くの356円~425円の水準にあります。1株益と株価は相関がありますから、株価の水準が上がっているはずです。

明治ホールディングスの過去の業績


で直近チャートの株価のトレンドを調べてみると、想定通りボックス相場が続いています。価格帯は、8,000円~11,000円のレンジで推移しています。

以前に比べて、一株益が数倍に増加しているので、業績が急激に悪化しない限り、現状の価格帯を維持するのかな?と思っています。(確実な事は、誰にも分からないので、あくまでイメージですよ。)

最高のタイミングで株を買うための3つのステップで解説していますけど、基本は支持帯で反発上昇する事を期待して購入するスタンスでしょうか。

安定的に黒字を維持していれば、再び、株価が上昇するはずです。ただし、何が起きるか誰にも分からないので、損切価格を事前に必ず決めておきましょう。

仮に上記方針で2016年5月(8,500円)に購入して、株価が抵抗帯に達した2016年7月(10,500円)に売却すると、85万円の投資に対して利益が20万円となり、利益率が23%に達しました。

ただし取引金額が80万円ですから、高すぎます。投資経験の浅い人は、恐怖で冷静な投資判断が下せない可能性があります。例えばSMBC日興証券のキンカブサービスを活用して、少額な取引を行い、リスクを減らすべきです。

明治ホールディングスの売買チャンス


業績が停滞すると、株価も横ばいの推移をする事になるので、長期的に株価上昇を続ける銘柄を事前に探し出す事は、本当に困難です。

それでも、できるだけ上昇を続ける投資対象に資金を投じたいなら、上がる株にタダ乗りできるひふみ投信を利用なさる戦略も有りです。投資対象の候補として、参考になさって下さい。



2017年1月時点で管理人がチェックした食料品銘柄

明治ホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社

明治ホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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